ゆずぽんのブログ(仮)

オタクになりきれない虚無な人間の思い出を綴ります

いろんな「推し方」とそれぞれの特徴を考えてみた

 どうも、こんにちは!ゆずぽんです!

 好きなものを叫べと騒がれる価値観の多様化した時代、人それぞれ色んな方向を向いて歓喜したり頭を抱えたり…現代のオタク達はまさに混沌としています(?)

 

 今回は自分の中でさまざまな推しの推し方に関して感じたこと、それぞれの魅力を比較しながら綴っていきます。

 

 

自分の推し

そもそも、ゆずぽんさんの推しって誰やねんって話なんですけど、特に好きな人物やキャラクターを挙げるならこんな感じですね。

 

アイドルマスター(響子、美波、百合子、琴葉、海美)

上田麗奈さん

阪神タイガース(大山選手、湯浅選手)

・ゲーム実況者(数人)

 

 

 

アイマスと野球

 初めに、アイマスと野球で推し方を比べてみます。自分が普段メインで呟く2ジャンルですね。まあ、実質的には「コンテンツ」と「プロスポーツ」の比較になるかと思いますが。

 

 この2つで決定的に違うと思うのは「実力が客観的に示されているかどうか」です。

 

 野球の一つの特徴として、選手の成績や能力を表す指標がとても多いというのが挙げられます。それらを参考にして、ファンの間で選手間の実力差について議論が交わされるのが日常茶飯事です。例えば、大山選手の魅力を伝えるならば

「直近3年いずれも20HR以上を放ち、2020年にはOPS.900を超える好成績を出しました。これは歴代の阪神の生え抜き選手の中でも非常に稀で…(オタク特有の早口)」

 というように具体的な数字を示してお話しすることができます。一方でアイマスの推しの話をする時には、具体的な数字を出して説明する機会ってそうそう無いと思います。14歳でB80…

 (ただ野球の場合でも、選手自身を推したりする場合だと一概に数字で測れない魅力が出てきたりするので、そのケースだとアイマスと近い扱いになります。湯浅くん超かわいい)

 自分の場合は解釈や感想などよりデータ等の定量化したものに基づいて話す方が圧倒的に得意なので、アイマスより野球の話の方が饒舌に話せてしまったりします。野球も数字が全てではないですけどねw

 

 また、実際に試合やイベントがあった時、それに対する評価にも影響します。

 

 例えばアイマスのライブがあったとして、その後のTwitterを見るとどんな雰囲気でしょう??

 おそらく、「あの曲が最高!!」「泣いた」とかポジティブな感想が圧倒的に多いはずです(全てがそういうわけでもありませんが)。

 一方で野球の試合の後では、もちろん勝てば嬉しいですが、負けた時は基本的にネガティブな声が溢れるかと思います。

 

 このあたりの差に関して、開催頻度の差や勝負事として捉えられるかどうかなどの要因も少なからずあるかと思いますが、やはり各界隈において「批判的な意見が出せる雰囲気かどうか」というのが大きく異なると思います。アイマスのキャラを名指しで貶したりなんてする人はそうそういませんが、これが野球となると実力差で選手を批評するのは普通にあります。それらの違いをどう受け止めるかは人それぞれかと思います。(ただ自分としては、多少なりとも批判的な意見も出せる雰囲気のある場所の方が逆に居心地が良く感じる場合もあります。批判ばかりする人は嫌いですが)

 

 一回一回のライブを大切にひたすら楽しんで思い出にするも良し、試合結果や選手の成績に毎日一喜一憂するも良し、それぞれの良さに目を向けながら、自分に合った楽しみ方で楽しんでいきたいですね!

 

二次元と三次元

 初めに言わせてください。

 三次元の女性を推すのって何となく精神的に来る!

 

 ゆずぽんさんの三次元の女性の推しといえば、上田麗奈さんです。元々1年半ほど前までは特に推しでもなく、そもそもそれまで三次元の女性の方を「推し」として見ることは無かったです。それを覆すほどに上田麗奈さんってとても魅力的な方なのですが…

 

 画面の向こうのキャラクターとは違って、上田麗奈さんって実在してるわけじゃないですか。その違いが実際のところすごく大きくて。それに伴いどうしても推す上で自分の心の中にノイズみたいなものが入ってしまうわけなんです。そもそもお前リアルの女性にトラウマ持ってるもんな

 

 例えば、実際に推しと話したいと思っても、キャラクターと違ってその人と会える機会なんてそうそうありませんし、ましてや自分と何かしらやり取りができるなんてごくごく稀なことです。だからこそ、ラジオで自分のメールを読んでもらおうと励んだりするわけです。そこから、「その人のことをもっと知らなきゃ…周りに負けないように…」って思考が知らず知らずのうちに芽生え始めました。

 「同担拒否」って言葉あるじゃないですか。あれは元々ジャニーズオタクの間で生まれたらしいです。それを知った時は実在する人を熱意を持って推すと複雑な感情が生まれるのだと恐ろしくなったのを思い出しますが、今は自分もわかる気がします。キャラを推している時はそうそう無いのですが、上田麗奈さん関連に関しては、正直そういうのを感じつつあります…(とても申し訳ない)

 

 それ以外には、推しの人自身のいろいろな面での変化であったり、将来的にはとあるご報告とか…そういったことが起こった時に自分自身がそれを受け入れられるのかという怖さもあります(キャラクターやコンテンツでも変化はあると思いますが、変化の度合いでいえばかなり差があるかと思います)。

 

 最後に、推しにハマる大きな要因として、「その人の考え方、生き方に共感できるか」が挙げられるかと思ってます。実際に上田麗奈さんのそういう面がものすごく響いたからここまで好きになれました。しかし、ネガティブ思考になったりした時、「あの人は声優として売れてるから完全に成功者側の人間であって、自分みたいな何も無い人間の気持ちなんかわからないだろうなぁ」なんて悟ったようなことを頭に浮かべることすらあります。こういうのも一応、実在されているからの弊害なのかなと…

 

 上田麗奈さんは自分にとって生きる上で「目標」としている方の1人です。そういう位置づけに自分の中で設定したのは、それが一番純粋に推していけると感じたからです。可愛いだけでなく、もう人として尊敬してます。そんな人にすら時に複雑な感情を抱いてしまうわけですから、やっぱり実在する人を推すのは難しいです。それでもこんなに尊い方に出会えたことは、自分の人生における大きな宝物です。

 

隠れた自分の推し実況者

 前の節ではなんだかネガティブなことばかり書き込んでしまいましたが、逆にそんな気持ちを抱くことなく、楽な気持ちで推せる存在もいます。それが、ゲーム実況者の方達です。

 それで具体的に誰を推してるんですか?って疑問も持たれるかもしれませんが、正直言うとそこまでとても有名な方でもなく、現在のところわりと限られたプラットフォームでの活動をメインとされている方ばかりです。ここがミソで、世間からの注目度が段違いに高すぎず、また全員男性の方というのもあるのか、前の節で挙げた精神的ハードルを感じることがありません。

 毎晩新着動画が出るのをチェックして、帰宅後に見るのが生きがいの1つです。他の推しと違い、気楽にとりあえず見よってなりますし、見なきゃいけないってプレッシャーもなく、そして本当にめちゃくちゃ見てて面白いです。ただこれを共有できる方が基本的にいないので1人で楽しむ形に収まるというのが最大のデメリットではありますが…

 

 自分の推しの実況者の方達は、全体的にプレイ内容やスタイルが独特かつ奇抜な方が多いので、紹介しようにも初見だと「何この人…(ドン引き)」ってなってしまうのも少し難しいところですw しかし、こういった並外れた感性や才能を発揮し、人の注目を集める姿は声優や野球選手の方達と重なるものがあります。とても魅力的な存在です。

 

 

さいごに

 推しは今の時代では生きる意味の1つのように位置づけられることも多いです。しかしながら、自分としてはそこまで身構えて意識する存在でもなく、なんとなく好きでいればそれが1番いい関係でいられると思ってます。

 また、自分の中で気づいたら推しへの見方が変わってきた、好きなものが変わってきた、ということもあると思います。そういう時は、1度客観的に推し方を見つめ直すことも大事だと思います。そういう意味も込めて、今回この記事を書かせていただきました。なんとなく、これってそういう側面があるんや、ってくらいにあわよくは参考にしていただけたらと思います。

 

 それでは!