ゆずぽんのブログ(仮)

オタクになりきれない虚無な人間の思い出を綴ります

最近新しい推しが増えたかもしれない問題

どうも、こんにちは!ゆずぽんです!

 

最近なんだか様子がおかしいです…

少し前まで予想だにしなかった事が起きています…

 

新しい声優の推しの人が増えようとしてます。

その名も「楡井希実さん」です。

どんな人?

楡井希実さんは、ラブライブの最新シリーズ「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の「日野下花帆」役を演じている声優の方です。

蓮ノ空はデビューが2023年と、まだ1年ほどの非常に新しいシリーズという中で、楡井希実さんはその中のセンターキャラ(デレマスの卯月やミリオンの未来のような立ち位置)である日ノ下花帆役で声優デビューされ、今現在で他のアニメ等の作品に出演もされていないため実質的にこの蓮ノ空の活動に専念されている形です。

(蓮ノ空は作品の性質上、結構な頻度で配信等があるため専念しないと大変そうだな…と思ったりします💦)

 

あだ名は「のんすけ」もしくは「のんちゅけ」と呼ばれてます。

(多分「のんすけ」が公式で「のんちゅけ」は何かしらの派生形、派生経緯は調べてもよくわかりませんでした()、大体人によって半々くらいの割合で呼ばれてます、自分は「のんちゅけ」って呼んでます。)

 

知るきっかけは?

蓮ノ空の人というところで結構察している方も多いと思いますが、自分が楡井希実さんを知ったのは「異次元フェス」でした。本業はアイマスPですがラブライブも多少わかっていたので、意気揚々と両日参加しました。

 

実際に異次元フェスが終わってみると、そこでの活躍によって蓮ノ空ブームが巻き起こり、アイマスPの間でもかなり話題になりました。さらに曲単位では「月火水木金土日の曲」ことHoliday∞Holidayがとても注目されましたが、この曲を歌っていた2人のうちの1人が楡井希実さんでした。

 

そんな感じで、2日間現地で楽しみ、翌日からアーカイブを見たり各演者さんのオフショを整理したりしてたのですが、そこで記憶を補完していくうちにとんでもないことに気づきます。

 

「もしかして楡井希実さんってあまりにも可愛すぎないか…?」

 

異次元フェスの当日こそ情報過多のせいかあまり意識してなかったのですが、気がついた時以降頭から楡井希実さんが離れなくなってしまい、蓮ノ空の公式動画などでその姿を見にいくようにもなったり、明らかにどんどんのめり込んでいきました。

 

↓異次元フェスの7日後↓

https://x.com/kyotonokyokop/status/1736318048808939662?s=46&t=uXXg3fJag2RkSBuGXv7ELQ

 

最近の動向

これ以降も蓮ノ空の勢いや盛り上がりに際して、楡井希実さんもどんどんと活躍されており、その度に自分も目を奪われるような形で3ヶ月ほど経過していました…

最近「のんちゅけ!のんちゅけ!」って自分がよくTLで騒いでる言ってることもあり、知らない方からしたら一体どうしたと思われるかも知れませんが、「楡井希実さんのことでなんか嬉しいんだろうな…」と流してくだされば幸いです…

 

ところで、これに関して疑念が浮かび上がる方もおられるかもしれません。

上田麗奈さんがいるのにそれでいいのか…?」と。

 

もちろん上田麗奈さんのこともずっと推していくつもりで、これからは2人体制になるかと思います。

自分から見て年上か年下か、広く出演されているか一つの作品を支える立場になるかなど、上田麗奈さんと楡井希実さんでは異なる点も多く、また異なる視点での推し方ができそうだと思ってます。

 

さらには楡井希実さんの携わる蓮ノ空もとても良い作品だなと思い、アプリを始めてストーリーや配信なども最近よく見ていますが、楡井希実さんに対する好きがかなり先行しているため、今後は蓮ノ空の作品の良さについてもどんどんアピールしていきたいと思ってます!2ndライブほんま行きたい

 

 

今回は最近新しくどハマりした声優さんがいることについての報告でした。

楡井希実さんの良さや異次元フェスの眩耀夜行の話なんかもしたかったけど尺の都合で後に回します。

 

最後に、つい数日前に写真集を出されたのでぜひよろしくお願いします!!!!!!!

https://www.grajapa.shueisha.co.jp/item/detail/gravure/6555ea0bd41b84be09332a7e44f68e47

 

それではまた!

 

 

【ミリオン10thAct4】①ゆずぽんP、P人生1番のやらかし

みなさん、こんにちは!

 

2024年2月24,25日とKアリーナで行われたミリオンライブ10th Act4。

最高の公演でした!

day2ではついに39人が勢揃いのステージに何度も感極まる場面が…

 

今回はそんなAct4を振り返りたいのですが、2日間の内容を全て1記事にまとめると、自分のスピードだとおそらく数ヶ月後とかになりそうな気がします…()

なので今回は、小出しで書きたいことを少し書いては投稿を繰り返して何回かに分けてみたいと思います。

 

ということでまず振り返り第1回は…

「今回のライブの特に大事な場面で超やらかした」話をします。1回目がそれでええんか

 

自分は元々百合子と琴葉の2人担当でしたが、7thRBをきっかけに海美が担当に加わって3人体制になりました。

なので、今回のAct4のday2ではついに担当になって初めて海美をライブで見ることができました。

また、毎回ライブグッズに並ぶキャラ別のペンライトですが、基本的に担当の子のペンラしか買っておらずそれ以外は基本ミックスを利用しています。

 

以上のことから、今回はday2で担当のペンラを初めて3本持っての参戦!!(毎回いない子のペンライトももしものために持って行ってはいますが)

 

うおおおおおおテンション上がるうううううう!

しかも一曲目は確実に全体曲だからいきなり全部振れる!!振るぞ振るぞ!!

 

そんな調子でday2を満喫していたところ、事件が起きたのは第2ブロック。

何を隠そう、ずっと楽しみにしてた海美のソロ曲の時でした。

 

何気にとっても好きなバトンタッチでうるうるしてた次の瞬間、

 

デーッデッデー

ロードランナーやあああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

どのソロが来るか読めない場面でもやはりすぐ反応してしまいました。

担当になってからこの時を2年半待っていた…

さあ、ピンクのライトを届けよう…

 

一刻も早く目に焼き付けるため、急いで海美ペンライトを取り出して点灯させます。

 

…やばっ、よりによって今かよ

 

ペンライトの点灯ボタンを押しても点きません。

実は10回に1回くらいの割合でこのペンラは点かない時があり、その時はいつも昔のテレビよろしくコンコン叩いたら点いたので、なんとなく接触が悪いようです。

 

落ち着け、同じように接触直せば点くはず…

……

 

おい…

なんで点かないんだよ…

いつもなら点くやん…点け点け点け、点いてくれよ!!頼むから!!

 

エヴァはほとんどわかりません

何回叩いたりしても点く気配がなく、気づいたらかなり曲が進んでいました。

さすがにこれはもう無理だと思い、海美ペンラを泣く泣くしまってミックスペンラに切り替え。

 

「まずい…相当タイムロスだ…早くステージに目を…」

 

「…海美...麗奈さん……かわいい…(尊死)」

 

というのが今回の事の一端です。

Act3終わりの39人ライブ発表の時から、海美にペンライトの光を届けよう!!って意気込んでいたのに、まさかのアクシデント。しかもペンライトを点けようと四苦八苦してるうちに曲が進み、今回のソロがショートverだったこともあり、実質記憶に残ってるのが曲全体の半分程度だったかと思います。

 

この恋愛ロードランナー以外では、その前も後も全く問題なく点灯できていました。不運だったのか、本当にこの時だけ何故か全く点かなくなってました…

 

今回の恋愛ロードランナーも嬉しくて泣いて最高だったのに変わりはありませんが、光を届けられなかったショックが少なからずあり、不完全燃焼に終わったのは事実です。それも含めて次に海美がソロ曲を披露した時には次こそしっかりと光を届けたい...

後からアーカイブで一気に記憶補完しました。やはり上田麗奈さんは素晴らしすぎると改めて実感しました。その点含めて恋愛ロードランナーの真面目な感想はまた別の機会でできたらと思います。

 

皆さんもペンライトのアクシデントには十二分に気をつけて、ライブに臨みましょう!

よくよく考えたら、これがP人生で一番のやらかしならこれまで実質でかいやらかしをしてないと考えれば自信もっていいんでは

 

次はどの曲について書こうかなあ...

 

 

【Day1編】異次元フェスが楽しすぎた

どうも、こんにちは!ゆずぽんです!

 

先日、異次元フェスに参戦してきましたが、あまりにも楽しすぎたために未だに余韻が抜けずにいます...

 

今日はそんな異次元フェスの思い出をかいつまんで書きなぐっていこうかと思います。

ライブの流れに合わせて自分の特に印象に残ったところを軽く書いていきます。

(追記)結構進捗がやばめなのでとりあえず今回はday1だけで上げます、day2もなるべく早めに上げられるよう書き進めます…

 

 

怒涛の7ブランドメドレー

まずはday1、一体どんな開幕を見せてくれるのか...といったところで「青空Jumping Heart」→「Shine!!」のコンボ!

自分も知ってるようなアニメ曲を両者出してくる形で、コールまでできないものの既に期待感が高まりました...!Star!流せへんのほんま

 

ミリオンはBNTを披露、このブロックの中では飛びぬけてコールが多くてミリオンPとしては特に発声練習になってよかったと思いましたw(なんだそれ)

 

そんなこんなで、ショートバージョンの曲が7曲続いて流れたところで最初のブロックが終了。すでに満足感が凄かったのですが、これはまだ序章の序章に過ぎなかったとは...

 

異次元へと、いざ出航

幕間のMCを挟み、ここからは各ブロック毎にコンセプトに沿った曲が選ばれる形に。

 

次のブロックは元気に歌合戦!

すると最初に来たのはエタハモ!!早くも自分たちのターン、少しアウェー感を感じながらも声出して歌って楽しむ!

その次には虹ヶ咲のわちゅごなどぅーが流れ、いやペース飛ばし過ぎやろ…という感じでエタハモを吹き飛ばしていくかのような高速詠唱。からの「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!!」の大合唱。

1人だけなんて選べないの精神はミリオンにも通じるところがあると思うんだ(?)

 

さらにさらにその次には無重力シャトル

いやまさかこんなところで聴けるとは…テンションも右肩上がりでコールも乗りました、コール難しい曲だけどこれに関しては任せろ!という感じでしたが自分の右隣の人も完璧…この人はきっと守備範囲が自分と近そうで何となく心が通じ合った気がしました。w

ロッコも近めであやっぺを観測できました!最高です!

 

その後もコール祭りかと思わせつつ、そうでもない明るい曲も挟まれて良い流れのまま7ブランド各1曲が終了。またここらでMCかと思いきや次に流れたのはLet′s Sail Away!!!。

この曲も初めて現地で聴けて嬉しいと思う中、メンバーを確認するとラブライブのメンバーが!!しかも面子もまさに曲のテーマに沿っている…

 

今回のライブもMOIWのように歌唱メンバーが別ブランド入り乱れる方式になることは聞いていましたが、ここでついに見られるとは…

本当の意味で異次元の祭典が始まった瞬間でした。

 

さらに(蓮ノ空除く)ラブライブ側の演者さんはピンマイク歌唱のため、手持ちマイクのアイマス側の演者さんと動きが違うのがまた新鮮!凄い!本当にお互いのスタイルが交わっている…!なかなか見られない光景でした。

 

君の世界へ連れてって

元気に歌合戦の次のブロックは可愛く歌合戦!さらにその次はカッコよく歌合戦!と続き、先程と同じように各ブランドの曲+コラボ枠で構成されました。その中で個人的に特に印象的だったのは可愛く歌合戦の中盤あたりですね。

 

まず嬉しかったのがアルストロメリア!この3人の曲を現地で聴けたのが初めてで、その中でも特に好きなアルストロメリアが来てテンションが一気に上がりました。最近のシャニソンでも見た通りの可愛らしさ満点でした!

 

そしてその次に流れたのが蓮ノ空の曲であるholiday∞holiday。いわゆる月火水木金土日の曲です。この曲はほんとに良い曲で、めっちゃカッコいいとかめっちゃ泣けるとかでもありませんが曲の雰囲気や世界観、歌っている2人の親和性などとにかくひたすら引き込まれます。

元々今回のフェスに向けて蓮ノ空の曲をいくつか知り合いに教えてもらっていたのですが、その中でも1番ハマったのがこの曲でよく聞いてました。その曲が実際に現地で聴けたことや、終演後には非常に大きな話題になっていたことも含め非常に嬉しかったですね…

1番2番ラスサビと毎回出てくる「君の世界へ連れてって」のフレーズがとても好きで、今回のような各コンテンツが交わり合う中で聴くことによってよりグッと来るものがありました。

 

なんて言ってたらその次は…ラブレターでした…

可愛いといえばこれです。そして時を重ねるに連れていろんな子が歌ってくれるのが本当に嬉しいです…。

天井にも自分が初現地で見た演出が再現されていて思わず涙…ひたすら多幸感に包まれました。

 

からのその次は虹ヶ咲の歩夢ちゃんのソロ曲、Dream with you。虹ヶ咲のアニメ第1話で初披露の曲ですが、自分も虹ヶ咲のアニメきっかけでラブライブに興味を持ったので、そういう意味でも感慨深く感じました。アニメの階段に登るあたりまで再現されていて、しかもここまでユニット曲ばかりだったのがここで初のソロ曲。ソロに力を入れている虹ヶ咲らしい組み立て方でした。

今回はショートverを3曲メドレーする方式でしたが、どの曲もぜひフルで聴いて欲しいくらい虹ヶ咲のソロ曲は名曲揃いです…マジでPさんもみんな聴いて

 

この辺りが個人的day1の思い出ポイントでした。やはり自分は可愛いに弱いんだと思います←

 

全てが交わり合う究極の歌合戦

元気に→可愛く→カッコよくと続き迎えた最終ブロック、テーマは…究極の歌合戦!

何ともテーマ名に厨二感もあるような気もしながら、ここまでと違いさらに凄いことが起きそうな予感を感じさせます。

 

一曲目のDye the skyではあやっぺ含むシンデレラ勢が混ざって歌うかと思えば、途中からラブライブ勢も増えてかなりの人数になったことで非常に壮観さが増したように感じました。(ちょうどこの時のラブライブ勢のお三方が詳しくないなりにパフォーマンスが好きな方達だったので密かにテンションが上がりました)

 

その後はさらにコンテンツ単位でのコラボも登場!ミリオンスターズがGOIN′!!!を歌ったりAqoursの未体験HORIZONを歌ったりとまさにここでしか聴けない組み合わせに思わず興奮の連続でした…

 

最終ブロックも8曲全てフルで続いた中で、次に流れたのがREADY!!

…かと思えばメンバーはラブライブ勢全員。

 

これはやられた…

今回参加はしていない765ASの代表曲を満を辞して登場させると共に、敢えてラブライブ側のメンバーが歌い上げる構図。

今回歌合戦と銘打っているものの、相手側の曲に寄り添う形での披露。対立ではなくお互いに手を取り合っていくためのフェスであることを改めてここで感じさせてくれました。しかもアイマス曲であるREADY!!のコールはアイマスPが引っ張る形になると思いますが、それによってアイマスPがラブライブシリーズにエールを送るような形になったのがまたとても良いと思いました…

 

となると次はもう予想が付きました。

アイマス側による僕らは今のなかで。こうやってラブライブの名曲を自分達が聞けることにも感謝でした。(あまりはっきり覚えてないですが)歌詞がやはりアイドルマスターともリンクする部分があるんだと実感しました。

これ以上ない素晴らしい締めの二曲でした…

 

全員で1つになったフィナーレ

ここまで49曲が終わり、day1は残すところラスト1曲。もちろん最後は今回のテーマ曲、異次元★♡BIGBANG!

今回のフェスは、基本的にアイマスの曲はアイマスPが、ラブライブの曲はラブライバーの方達が引っ張って盛り上げていく形が続きました。その中で、最後の最後で今回のテーマ曲によってお互いが盛り上がることができ、まさに心が1つになったような気がしました。

演者さんも自分達もお互いを讃え合いながらフィナーレを迎えられ、終わった時にはひたすら満足感に包まれていました。

 

まとめ

こんな感じで、まずはday1を終えました。時にアイマス曲で「それ〜!」ってなれば時にはラブライブ曲で「こんなのあるんだ!」とか「これなんとなく聴いて気になってた!」となって、総括するとただただ楽しく過ごせたって感じでした。

 

翌日のday2も現地参戦しました。それについては別記事で書いていこうと思います。day1だけですらこんなに時間かかってるんだから頑張ってもっと早く書き上げて

 

 

それでは!

 

 

 

野球知らない人に「大谷翔平」の凄さを伝えたい

 

 こんにちは、ゆずぽんです!

 今回は、野球の国際大会「WBC」が間近に迫っているということで、それに関する内容をお話ししたいと思います。

 

 世界一をかけて、日本人プレイヤーの代表30人がワンチームとして集結するということで非常にワクワクしていますが、その中でも一際注目を集めているのがやはりこの人

 

 大谷翔平選手です!

 

 今や本場アメリカの野球ファンにも名が知れ渡った彼ですが、実際どのくらい凄い選手なのかご存知ない方も多いかと思います。今回はその大谷選手の凄さをわかりやすくお伝えできたらと思います!

 

 

二刀流

ありえない妄想を現実に

 皆さん、突然ですが想像してみて下さい。

 

 例えばこんな声優の方がいたとします。

 【なんとデレマスとミリマスの両方でCVを担当されています。そしてデレマスのライブに出演した次の週にはミリマスのライブに出演しました。どちらのライブでも素晴らしいパフォーマンスを発揮し、プロデューサー達からは称賛の声が止まりません。】

 

 いかがでしょう。

 どう感じられましたか?

 

 恐らく、「凄い」とか「素晴らしい」という以前に「意味がわからない」「そんなこと許されない」「妄想乙」みたいに思われたでしょう。

 

 その通り、大谷選手はまさに上述の例のような常識で考えるとありえない存在だったのです。そんな大谷選手のプレースタイルは【二刀流】と称されていますが、ここからはその二刀流とともに大谷選手について解説していきたいと思います。

 

プロ野球界の「常識」について

 大谷選手の紹介の前に、プロ野球での選手の運用について軽く触れていきます。

 野球は9人で行うスポーツであり、大きく「投手」が1人、「野手」が8人で構成されます。「投手」は守備時にマウンドから投球を行う選手で、「野手」は守備を行う選手になります。

 そして、野球は守備時の他に攻撃時には打者として打撃を行います。しかし、守備時において、投手の投球というのは実質的に大きな比率を占めるため、投手は投球の練習に専念し、打撃の練習は専ら野手がメインに行うことが多いです。

 

 特に、プロの世界でははっきりと分かれており、投手は打撃としての役割はほぼ求められません。完全に分業化されており、それが50年以上当たり前としてプロ野球の歴史は進んでいきました。

 

二刀流・大谷翔平爆誕

 2013年、高校を卒業しプロ野球選手になるやいなや、いきなりプロ野球界に衝撃を与えた選手がいました。

 大谷翔平選手です。

 

 彼はプロの世界で「投手をやりながら野手としてもプレーする」と宣言したのです(これに至るまでにちょっとした経緯はありましたが)。

 

 これを聞いた当時高校生の自分は正直「無茶すぎる、さすがにプロ舐めてるやろ」と思ってました。こんなにレベルの高い世界で一人二役みたいなこと、できるはずがない。体の負担も練習量も他の人の実質2倍になるわけだし、きっと通用しない。それはこれまでの投手と野手に分業されて続いてきたプロ野球の歴史が証明してる、と。

 メディアでも話題になり、瞬く間に大谷選手は投手と野手の【二刀流】と称され、この年の流行語ベスト50にも選ばれています(余談ですがこの年は年間大賞が4つ選ばれた空前の流行語大豊作年でした)

 

伝説の幕が開ける

 大谷選手はその後も二刀流を継続、目覚ましい成長を見せ高卒3年目にしてリーグトップレベルの投手になりました。しかし打者としてはまだ開花に至らず、野球ファンからは「もう投手専念でええんちゃう」と言われるように。

 次の年、投手としての凄さをそのままに、ついに打者としても覚醒を果たします。「先発投手先頭打者ホームラン」「DH解除クローザー」などの頭のおかしい伝説を次々に残しました。大谷選手はまさに妄想を現実にしたような選手になっていました。

 最初は懐疑的だった自分も、「過去の常識で考えてはいけない凄い存在だった」と思うとともに、「こんな伝説を目撃できるなんて幸せだ」とまで思うようになりました(レジェガ並の感想)

 

 しかし、大谷選手の伝説はまだ序章に過ぎませんでした。2018年には海を渡り、野球の本場メジャーリーグへ。そこでは日本時代をさらに凌駕した成績を残し、日本だけでなく世界を揺るがす伝説の二刀流に…

 

 というところで一旦区切ります。

 

史上最強と史上最強の融合

 大谷選手の凄いところを3つ挙げるとすれば、

 まず1つ目は「投手と野手の両方をこなす、という常識破りのプレースタイルを編み出したパイオニア」であること、

 そしてあと2つは「投手として日本人最強レベル」「野手としても打撃力が日本人最強レベル」であることです。ただ2役をこなすだけでなく、その両方で日本人史上最強と呼べるほどの能力を持っています。ここからはその大谷選手の能力の高さを解説していきたいと思います。

 

投手・大谷翔平 〜圧倒的豪速球〜

 投手・大谷翔平の凄さでわかりやすいのは、やはり球速の速さです。以下に日本のプロ野球における投手の球の最高速のおおよその評価?の比較をまとめてみました。

 

最高球速 評価
~145km/h 軟投派(遅め)
145~150km/h 平均的速さ
150~155km/h 速球派
155~160km/h チームトップレベ
160km/h~ 歴史に名が残るレベル

 

 

 

 簡単に言うと、球速160km/h以上の球を一球でも投げた投手は「凄い化け物投手が現れた」とプロ野球界で騒がれるレベルで珍しいです(速い = 打てないピッチャーとは必ずしも言えなかったりしますが)。

 

 その中で、大谷選手の投げる速球の過去最高速度は…

 

 165km/hです。

 

 なんと160km/hすら遥かに凌駕する豪速球を投げることができ、これは現在でも日本人のプロ野球史上最速の記録となっています。ちなみに日本人選手の最速記録ランキングは以下のようになってます。

 

  選手名 最高球速 達成年
大谷翔平 165km/h 2016年
佐々木朗希 164km/h 2022年
千賀滉大 164km/h 2022年
藤浪晋太郎 162km/h 2020年
由規 161km/h 2011年
国吉佑樹 161km/h 2019年

 

 近年は佐々木選手等新たなバケモノ凄い選手が現れていますが、165km/hをマークした当時は完全に飛び抜けて史上最速ということで、その凄さが伺えました。しかもこの速度を出したタイミングが本当に凄いんですよ、シーズン最終盤のCSの最終回に(オタク特有の早口)

 この豪速球を携えながら、日本球界を代表する投手として打者を翻弄し続けました。しかし、改めて言いますが、大谷選手の場合は「野手としてのプレーや練習を並行しながら」このような凄い投手になった、というのが本当に信じられません。

 

打者・大谷翔平 〜圧倒的パワー〜

 大谷選手は165km/hの豪速球を投げるとんでもない投手でありながら、打者としてもプレーされています。ただ前述の投手としての能力を考えると、「もう投手一本に絞った方が良くない?」と思われる方もいるでしょう。

 そう思うなかれ、大谷選手を間近で見る多くの有識者の方は口を揃えて「実は大谷選手は投手より打者としての方が凄い」と話していました。

 

 一体どういう事でしょう。

 2016年頃から打者としての凄さも垣間見せる活躍を見せていましたが、その能力がついに本物の姿を見せたのは…

 

 2021年、メジャーリーグに渡って4年目の事でした。

 

 豪速球を放つその恵まれた身体、打者としての大谷選手の持ち味はやはりそれを生かした圧倒的な「パワー」でした。

 そして、野球の華といえば「本塁打(ホームラン)」です。本塁打を放つにはスタンドまで飛ばすパワーが必要となります。大谷選手はやはり本塁打を放つということに対して天性の才を持っていました。

 

 その2021年、大谷選手は本塁打を量産、メジャーのトップの選手達と最多本塁打数争いを繰り広げ、最終的にその1年で46本もの本塁打を放ちました。

 

 この1シーズンで46本という数字、野球を見てないとピンとこないかもしれませんが、実際とんでもないです。メジャーリーグでの成績と考えれば尚更です。

 

 日本のプロ野球でトップレベルに立った人だけが挑戦できるメジャーリーグ、レベルの差は歴然です。別世界です。2000年頃からイチロー選手を皮切りにメジャーリーグに挑む日本人選手が増えてきました。しかし、体格面などがネックとなり、特にパワーという点で日本人は他国の選手に遠く及びませんでした。

 その中で活躍したのが、聞いたことある方もおられるかもしれません、「ゴジラ」こと松井秀喜選手です。松井選手は日本時代からホームランを量産し、メジャーでは1シーズンで最高31本の本塁打を放ちました。この記録は過去の日本人メジャーリーガーにおいては最高記録になっていました。しかしリーグトップレベルでは大体1シーズンに4,50本放つ選手もいるため、日本人はメジャーのトップには遥かに及びませんでした。

 さらには、1シーズン20本塁打以上放った選手ですら歴代で松井選手のみで、この31本という数字は日本人のパワーの限界を象徴するかのように思えました。大谷選手が出てくるまでは。

 

 さて、ここで先程ご紹介した大谷選手の2021年の本塁打数ですが、46本です。

 

 やばくないですか?

 

 30本が限界、20本ですらほぼ誰も辿り着かなかったメジャーの環境で、いきなり46本ですからね。

 参考に日本人メジャーリーガーのシーズン最高本塁打の暫定記録も下に記載します。

 

  選手名 シーズン本塁打 達成年
大谷翔平 46本 2021年
松井秀喜 31本 2004年
井口資仁 18本 2006年
城島健司 18本 2006年
イチロー 15本 2005年

 

 こう見るといかに過去の日本人の中でも大谷選手が突出しているかがわかると思います。

 実際にこの年は野球ファンも目が離せなくなってました。メジャーリーグの日本人選手が本塁打を打つと毎回野球速報アプリから速報が来るのですが、この年は凄い頻度で速報が飛び、大谷選手が打つたびにTwitterのTLでも話題になるなど、見てる側としてもワクワクが抑えられない雰囲気でした。まさに伝説の目撃者です。

 その衝撃は現地アメリカの野球ファンにも伝わり、瞬く間に大谷選手は世界が認めるトッププレイヤーに。しかし、何度も言いますが、「投手としてのプレーや練習を並行しながら」これだけの実績を残したわけですから、メジャーリーグへの衝撃も凄まじいものになったはずです。

 

まとめ

 ここまで大谷翔平選手の凄さを紹介させていただきました。ざっくりまとめると、

 

 ◎「二刀流」という常識を覆すプレースタイルに挑戦し、それを確立させた

 ◎投手としては日本人最速の速球を投げ、衝撃を与えた

 ◎野手(打者)としては豪快な本塁打を量産し、世界のトップと競り合った

 

 これまで何十年と続いたプロ野球の世界では、数々のスター選手が生まれて来ました。しかし、大谷選手は投打を極めた唯一無二の選手として野球の歴史に大きな爪痕を残しました。大谷選手が騒がれるのは、これだけの実力と華々しさを持っていることを考えると納得いただけると思います。

 そして、冒頭にもお話ししたWBCでは日本代表として参戦が決まり、大谷選手自身も日本でプレーするのは2017年以来となります。同じ日本のメンバーとして大谷選手を応援できるこの機会、是非大谷選手に注目されてみるのはいかがでしょうか。

 

 最後に、ちょうど先程大谷選手がWBC本番前の練習試合に出場し、そこでいきなり放ったホームランをどうぞ↓

https://twitter.com/eekotoiu8n/status/1632682055095185408?s=46&t=uXXg3fJag2RkSBuGXv7ELQ

 

 体制を崩しながら腕の力だけでホームランに、日本人でこんなことできるのは大谷選手しかいないでしょう。

 

 今回はここまでです!

 それでは!

 

 

「ミリオンババ抜き」がとても楽しかった件(+α)

 こんにちは!ゆずぽんです!

 

 昨年末〜今年の元旦にラウンジメンバーで集まり、年越し旅行を敢行しました!とても満喫した時間を過ごせました!

 日中に皆さんとうろうろ観光するのもとても楽しかったのですが、ホテルに帰ってからはメンバーで集まって宴をしたり、生放送を鑑賞したりするのもとても楽しい時間でした。大きい1つのテーブルをメンバー全員で囲んで過ごせたのがとても良かったです。

 

 ところで、ちょうどこの機会にラウマスが考案されたある「ゲーム」をやろうということになりました。それが「ミリオンババ抜き」です。

 

ルール

 このゲームで必要なのが、先日販売されたミリオンライブのトランプです。(↓参考、今は販売終了してます)

https://shop.asobistore.jp/s/products/detail/176987-00-00-00

 

 そしてこのゲームのルールですが、まず先に本家のババ抜きのルールをおさらいすると

 

1.1組のトランプ(52枚+ジョーカー)を用いる

2.参加者に均等に配る

3.配られた手持ちのカードの中で、同じ数字が2枚あれば場に出す

4.その後、隣の人のカードを1枚引き、それが手持ちと同じ数字ならそれらを場に出す

5.4を繰り返して、手持ちが無くなったら上がり、最後にジョーカーを持ってる人の負け

 

 ざっくりこんな感じですね。

 そして、ミリオンババ抜きと本家の違いは、3,4で下線を引いた「同じ数字」が「LTDのデュオユニット」に置き換わるだけです。ミリオントランプは、52枚のカードに52人のイラストがそれぞれ描かれているので、そのキャラを対象とします。

 

 LTDのユニットに関しても一応説明すると、ミリオンライブのCDシリーズの1つ、「LIVE THE@TER DREAMERS」シリーズの02〜06に収録されている25曲で、当時のメンバー全50人がそれぞれ2人1曲に分かれています。その2人組を「LTDのデュオユニット」とします。

 (特例で対象外のつむつむと歌織さんはその2人で1組という扱いにします)

 

 つまり、ゲーム中はLTDの2人組をひたすら探しながらそれ以外はババ抜きの要領でゲームを進める、といった感じです。ババ抜きとLTDさえわかればルールは至ってシンプルです。

 

実際にやってみました!

 ルールをおさらいしたところで、ここからはラウンジメンバーで実際にやってみた所感を書いていきます。

 

 結論ですが、めちゃくちゃ盛り上がりました。

 1泊目の0時ごろから始めて、結局1時半過ぎくらいまでやってたと思います。2泊目はメンバーが増えて、さらに盛り上がりました。

 とにかく、シンプル故に普通に楽しいです。

 

 いざスタート。こんな感じでLTDユニットを探していきます。いきなりあんゆり揃えられてて草

 

 最初の1ゲームが終了。

 

 詳細な所感としては、まずとても頭を使います。LTDシリーズは一通りある程度聞き慣れてはいますが、誰と誰がペアだったかを思い出すと割とパッとすぐ思い浮かばなかったりしますw(もし間違えるとその後の進行に影響する兼ね合いもあります)

 実際にプレイ中も手持ちにペアがいるか、はたまたもういないかなど、かなり慎重に確認しながら進めていましたw 

 (組み合わせの確認にはニコニコ大百科のLTDの記事のページを使いました、多分これが一番早く確認できると思います↓)

https://dic.nicovideo.jp/t/a/live%20the%40ter%20dreamers

 

 あとは、本家は同じ数字が4枚ずつある一方、デュオユニットだと2枚ずつになるため、なかなか揃いません。笑

 例えば4人でプレイした場合初期の手札は13,4枚ですが、ここから2組揃ってれば良い方なくらい揃いません。

 

 この辺りの影響で、本家のババ抜きに比べても1プレイの所要時間は段違いに長かったですw(だいたい20〜30分くらいだったと思います)

 ただ逆に言えばそれだけ長く楽しめるので、それはそれで良いと思います!

 

 プレイ中は担当の子のユニットを揃えたくなったり、その子を手札に持ってたら取られまいと駆け引きが生まれたりと、ミリオンババ抜きならではの楽しみ方も生まれます。うちのラウンジは琴葉Pがメインで占めているので、U?U!は毎回取り合い(?)でしたw

https://twitter.com/kyotonokyokoP/status/1608505322083332101?s=20&t=rG26I9A-bg6bEs5_8TlxWg

↑嬉しそう

 

 以下、余った時間でラウマスと考えた別のミリオントランプオリジナルゲームも載せておきます。

 

おまけ

おまけ1.ミリオン大富豪

 普通の大富豪と違うのが、「ユニットが全員揃っていればまとめて場に出せ(2人から可)、その場合同じ人数で最高の数がより上のユニットしか出せない」というルールを追加したことです。

 ただそれだけだとあまり変わらないかと思い、「カードの強さをアイドルの年齢」にするというトンデモルールに変更しました。このみさん最強で育ちゃん最弱…

 

 試しにそれで何回かやってみました。こちらも年齢があやふやなので調べながらの進行。

 問題になったのは、やはりユニットが揃わない。3人ユニットですらごく稀にしか揃わなくてここのルールがあまり機能しませんでした。

 あとは個人的に小さい子が弱い扱いになるのがちょっと可哀想だなって思いました() まあそれはさておき、少し盛り上がりに欠けた部分もあったのでボツみたいな感じに。ただ、枚数の分布がアンバランスな大富豪と考えれば戦略性が変わってくる…という点では面白いかもしれません…?

 

おまけ2.ミリオンイントロかるた

 ミリオントランプ一組と、いずれかのCDシリーズの曲が一通り入ったプレイリストおよびそれを再生できる端末を用意します(今回はMASTER SP@RCLEシリーズで行いました)。

 ミリオントランプでかるたということですが、読み札の代わりにプレイリストをランダム再生し、流れた曲を歌唱しているアイドルのカードをイントロで判断して素早く取る、というゲームです。イントロクイズ+かるたの要素を混ぜたような感じですね。もはやトランプじゃなくて草

 

 こちらも実際に一戦行いました。4人で52枚のトランプを囲み、別の1人にMASTER SP@RCLEのソロ曲39曲をランダム順で再生する係をやっていただきました。(この場合ASの13人は対象外なのですがカモフラージュ的な感じで置きました)

 

 やってみた所感ですが、なかなか白熱しましたね。特に自分の担当だけは意地でも取ろうと必死になりますw なんだかんだであっという間に進み39曲全て流れ終わりました。

 

 楽しかった反面、やはりこちらも問題点も浮かび上がりました。まず、実力差が出やすいという点があります。先述のババ抜きと比べて、曲の聞き込み具合などがある程度浮かび上がるのは懸念点ではありますね。自分もこの時は結構枚数取れてたのですが、ミリシタから入った勢の自分にとってはMS1は1番聴き込んでた時期とも言えるので、その点で他の方より有利だったかもしれません。他のシリーズだともっと苦戦してたかも…

 

 ただこれだけなら真剣に対決するならいいのでは?という感じですが、割と深刻な問題点がもう一つありました。かるたというゲームの性質上、素早く取ろうとするあまり、カードが曲がってしまうというものです。実際に、1ゲームやって1枚折り目がくっきりついてしまいました(謝罪案件)。ゲーム自体は好評ではありましたが、これが怖くて一回きりに。もし次買う機会あったらかるた専用トランプも買わなあかんな

 

 ガチ勢でやったらすごいことになりそう(小並感)

 

 以上、ミリオントランプでオリジナルゲームを考えて遊んだ感想でした。他にも遊び方は無限大にあると思うので、機会があればミリオントランプでドンドン楽しんでいきましょう!!

 ちなみに自分は持ってないです、再販タノム。

 

 それでは!

 

 

いろんな「推し方」とそれぞれの特徴を考えてみた

 どうも、こんにちは!ゆずぽんです!

 好きなものを叫べと騒がれる価値観の多様化した時代、人それぞれ色んな方向を向いて歓喜したり頭を抱えたり…現代のオタク達はまさに混沌としています(?)

 

 今回は自分の中でさまざまな推しの推し方に関して感じたこと、それぞれの魅力を比較しながら綴っていきます。

 

 

自分の推し

そもそも、ゆずぽんさんの推しって誰やねんって話なんですけど、特に好きな人物やキャラクターを挙げるならこんな感じですね。

 

アイドルマスター(響子、美波、百合子、琴葉、海美)

上田麗奈さん

阪神タイガース(大山選手、湯浅選手)

・ゲーム実況者(数人)

 

 

 

アイマスと野球

 初めに、アイマスと野球で推し方を比べてみます。自分が普段メインで呟く2ジャンルですね。まあ、実質的には「コンテンツ」と「プロスポーツ」の比較になるかと思いますが。

 

 この2つで決定的に違うと思うのは「実力が客観的に示されているかどうか」です。

 

 野球の一つの特徴として、選手の成績や能力を表す指標がとても多いというのが挙げられます。それらを参考にして、ファンの間で選手間の実力差について議論が交わされるのが日常茶飯事です。例えば、大山選手の魅力を伝えるならば

「直近3年いずれも20HR以上を放ち、2020年にはOPS.900を超える好成績を出しました。これは歴代の阪神の生え抜き選手の中でも非常に稀で…(オタク特有の早口)」

 というように具体的な数字を示してお話しすることができます。一方でアイマスの推しの話をする時には、具体的な数字を出して説明する機会ってそうそう無いと思います。14歳でB80…

 (ただ野球の場合でも、選手自身を推したりする場合だと一概に数字で測れない魅力が出てきたりするので、そのケースだとアイマスと近い扱いになります。湯浅くん超かわいい)

 自分の場合は解釈や感想などよりデータ等の定量化したものに基づいて話す方が圧倒的に得意なので、アイマスより野球の話の方が饒舌に話せてしまったりします。野球も数字が全てではないですけどねw

 

 また、実際に試合やイベントがあった時、それに対する評価にも影響します。

 

 例えばアイマスのライブがあったとして、その後のTwitterを見るとどんな雰囲気でしょう??

 おそらく、「あの曲が最高!!」「泣いた」とかポジティブな感想が圧倒的に多いはずです(全てがそういうわけでもありませんが)。

 一方で野球の試合の後では、もちろん勝てば嬉しいですが、負けた時は基本的にネガティブな声が溢れるかと思います。

 

 このあたりの差に関して、開催頻度の差や勝負事として捉えられるかどうかなどの要因も少なからずあるかと思いますが、やはり各界隈において「批判的な意見が出せる雰囲気かどうか」というのが大きく異なると思います。アイマスのキャラを名指しで貶したりなんてする人はそうそういませんが、これが野球となると実力差で選手を批評するのは普通にあります。それらの違いをどう受け止めるかは人それぞれかと思います。(ただ自分としては、多少なりとも批判的な意見も出せる雰囲気のある場所の方が逆に居心地が良く感じる場合もあります。批判ばかりする人は嫌いですが)

 

 一回一回のライブを大切にひたすら楽しんで思い出にするも良し、試合結果や選手の成績に毎日一喜一憂するも良し、それぞれの良さに目を向けながら、自分に合った楽しみ方で楽しんでいきたいですね!

 

二次元と三次元

 初めに言わせてください。

 三次元の女性を推すのって何となく精神的に来る!

 

 ゆずぽんさんの三次元の女性の推しといえば、上田麗奈さんです。元々1年半ほど前までは特に推しでもなく、そもそもそれまで三次元の女性の方を「推し」として見ることは無かったです。それを覆すほどに上田麗奈さんってとても魅力的な方なのですが…

 

 画面の向こうのキャラクターとは違って、上田麗奈さんって実在してるわけじゃないですか。その違いが実際のところすごく大きくて。それに伴いどうしても推す上で自分の心の中にノイズみたいなものが入ってしまうわけなんです。そもそもお前リアルの女性にトラウマ持ってるもんな

 

 例えば、実際に推しと話したいと思っても、キャラクターと違ってその人と会える機会なんてそうそうありませんし、ましてや自分と何かしらやり取りができるなんてごくごく稀なことです。だからこそ、ラジオで自分のメールを読んでもらおうと励んだりするわけです。そこから、「その人のことをもっと知らなきゃ…周りに負けないように…」って思考が知らず知らずのうちに芽生え始めました。

 「同担拒否」って言葉あるじゃないですか。あれは元々ジャニーズオタクの間で生まれたらしいです。それを知った時は実在する人を熱意を持って推すと複雑な感情が生まれるのだと恐ろしくなったのを思い出しますが、今は自分もわかる気がします。キャラを推している時はそうそう無いのですが、上田麗奈さん関連に関しては、正直そういうのを感じつつあります…(とても申し訳ない)

 

 それ以外には、推しの人自身のいろいろな面での変化であったり、将来的にはとあるご報告とか…そういったことが起こった時に自分自身がそれを受け入れられるのかという怖さもあります(キャラクターやコンテンツでも変化はあると思いますが、変化の度合いでいえばかなり差があるかと思います)。

 

 最後に、推しにハマる大きな要因として、「その人の考え方、生き方に共感できるか」が挙げられるかと思ってます。実際に上田麗奈さんのそういう面がものすごく響いたからここまで好きになれました。しかし、ネガティブ思考になったりした時、「あの人は声優として売れてるから完全に成功者側の人間であって、自分みたいな何も無い人間の気持ちなんかわからないだろうなぁ」なんて悟ったようなことを頭に浮かべることすらあります。こういうのも一応、実在されているからの弊害なのかなと…

 

 上田麗奈さんは自分にとって生きる上で「目標」としている方の1人です。そういう位置づけに自分の中で設定したのは、それが一番純粋に推していけると感じたからです。可愛いだけでなく、もう人として尊敬してます。そんな人にすら時に複雑な感情を抱いてしまうわけですから、やっぱり実在する人を推すのは難しいです。それでもこんなに尊い方に出会えたことは、自分の人生における大きな宝物です。

 

隠れた自分の推し実況者

 前の節ではなんだかネガティブなことばかり書き込んでしまいましたが、逆にそんな気持ちを抱くことなく、楽な気持ちで推せる存在もいます。それが、ゲーム実況者の方達です。

 それで具体的に誰を推してるんですか?って疑問も持たれるかもしれませんが、正直言うとそこまでとても有名な方でもなく、現在のところわりと限られたプラットフォームでの活動をメインとされている方ばかりです。ここがミソで、世間からの注目度が段違いに高すぎず、また全員男性の方というのもあるのか、前の節で挙げた精神的ハードルを感じることがありません。

 毎晩新着動画が出るのをチェックして、帰宅後に見るのが生きがいの1つです。他の推しと違い、気楽にとりあえず見よってなりますし、見なきゃいけないってプレッシャーもなく、そして本当にめちゃくちゃ見てて面白いです。ただこれを共有できる方が基本的にいないので1人で楽しむ形に収まるというのが最大のデメリットではありますが…

 

 自分の推しの実況者の方達は、全体的にプレイ内容やスタイルが独特かつ奇抜な方が多いので、紹介しようにも初見だと「何この人…(ドン引き)」ってなってしまうのも少し難しいところですw しかし、こういった並外れた感性や才能を発揮し、人の注目を集める姿は声優や野球選手の方達と重なるものがあります。とても魅力的な存在です。

 

 

さいごに

 推しは今の時代では生きる意味の1つのように位置づけられることも多いです。しかしながら、自分としてはそこまで身構えて意識する存在でもなく、なんとなく好きでいればそれが1番いい関係でいられると思ってます。

 また、自分の中で気づいたら推しへの見方が変わってきた、好きなものが変わってきた、ということもあると思います。そういう時は、1度客観的に推し方を見つめ直すことも大事だと思います。そういう意味も込めて、今回この記事を書かせていただきました。なんとなく、これってそういう側面があるんや、ってくらいにあわよくは参考にしていただけたらと思います。

 

 それでは!

 

 

 

推しのピッチャーがESPADAと化した話

 どうも、こんにちは!

 

 今日は、ざっくり言うとこの間の野球見てて超興奮しましたって話です。

 

 2022シーズンも最終局面、2勝先取できなければ終わりのクライマックスシリーズ1stステージ、相手はシーズン2位の横浜DeNAベイスターズ

 

 まずは10/8の第1戦、2-0の二点リードで8回裏へ。

 普段9回を投げることの多かった岩崎選手が8回から登板します。その瞬間「ここに来て9回クローザーに湯浅が来る」と周りも察し始めました。

 

 個人的に湯浅は結構推してるところもあり、ついに9回の大役を任されると思うとめちゃくちゃ興奮してました。w

 

 ところが、8回2死1,2塁のピンチとなり、ここで一気に湯浅にスイッチ。短期決戦特有の早めの継投で意地でも攻撃をシャットアウトしたい場面。

 相手打者は4番の牧。1しかしここで空振り三振を奪いピンチを脱すると、そのまま回跨ぎで9回も締めてゲームセット。

 見事に初戦を勝利、湯浅がこの大事な一戦で「切り札」的な存在感を示してくれました。

 

 

 自分は…めちゃくちゃ感激してました、しかもこの時ちょうどミリシタ生配信で次イベのMV公開とかしてるタイミングで、同時視聴もしてたのに頭に入ってこないレベルでした←

 

 翌日の2戦目は敗戦。1勝1敗となり勝負の行方は翌日の第3戦へ。

 

 10/10、負ければ今シーズンが終了する第3戦。

 試合は3-2、一点リードで8回。

 ここで1戦目と同じ局面で再び「切り札」となった湯浅がマウンドへ。

 

 負ければ終わり、さらにリードも僅か一点と1戦目を遥かに超える緊張感…

 祈るように画面を見つめました。

 

 

 …ここも越えた!素晴らしい投球を続ける湯浅、残すはあと1イニング…

 

 しかし9回、DeNA打線の粘りで気付けばワンアウト満塁、2塁ランナーを返せば逆転サヨナラ負けとなる絶体絶命のピンチへ

 完全に流れはDeNA。内野陣、さらには矢野監督までもマウンドへ。しかし投手の交代は行わず。

 

 この最終局面で、阪神サイド全員が湯浅に全てを託しました。いや、湯浅と心中する決意をしたと言った方が正しいかもしれません。

 

 フォアボールも許されず立ち向かっていくしかない状況…

 決死のマウンドから放たれたその一球目、バッターが捉えた当たりはセカンドへ、そしてボールが4-2-3と渡る。この間僅かに5秒…

 

 

 勝った…!

 

 決死の一球が何かを起こした、少しでも打球が横に抜けていれば負けていた。

 紙一重の勝負だったものの、奇跡的な流れでピンチを超えたこと(これがビッグウェーブってやつやな、矢野先生)、そして湯浅が最後まで相手に立ち向かう信念を切らさなかったこと(これが戦う顔ってやつやな、立浪先生)、さすがにファンとして興奮が止まらない一幕になりました。

 

 この一年でどんどんチームの中核を担うようになり、最後の最後でついに試合の締めのポジション、チーム全員が試合の結末を託せるような投手に成長したこと、もう素晴らしすぎて泣いちゃいそうでした(泣いてた)

 

 

 ところで、タイトルになんかそれ野球と別やんって単語がありましたが()

 ちょうど2戦目の10/9が、ミリオンの方で♠︎のシーズンエアーの日でした。その♠︎の全体曲が「ESPADA」という曲なのですが、ESPADAを聴いてるとまさに今回の湯浅のようだと思ってしまったのです。

 ESPADAという名前は、スペードのエースから来ているという説がありますが、この曲で度々出てくる「切り札」というワードからも裏打ちされています。

 曲のニュアンス的には、めちゃくちゃざっくり言うと「俺が剣となって逆境を打ち破る!」みたいな感じだったかと思います(本当にざっくりやな)。

 

 先ほどの3戦目の場面、アウェーの球場かつ完全に相手の逆転ムードの中、臆することなく勝負にいったあの姿は被るものがありました。

 今年はさらに、開幕から中継ぎ陣が揃わず絶望的に負けを重ねていた中で、新戦力で立て直しを図り、それが中盤以降のチームの復調の鍵となりました。その筆頭に上がったのが湯浅。彼がいつしか試合の命運を背負う立場になっていました。

 チームの嫌な流れが続く中でも、また試合の中でいかなるピンチを迎えても、向かっていくその姿にESPADAの歌詞を重ねました。

 

「どんな逆境の最中でさえ

折れない信念を抱くなら

その命は剣になるんだ」

 

 まだまだ若い湯浅選手、来年以降も長くチームを引っ張ってくれる存在になることを期待してます。

 以上、今年のクライマックスシリーズ1stステージの思い出でした。

 

 (ちなみに、1stステージを勝ち上がった阪神は続くヤクルトとのファイナルステージで嘘のようにボロ負けしてました)